庭コラム

#庭マグ

季節を楽しむ、自然とつながるひとときを。
庭と器と私の時間

夏空の下、ビールを楽しもう!
Vol.15

update

もうすぐ海の日、この季節になると、日本各地でビアフェス(ビールのお祭り)が開催されます。
stay homeの今夏は、おうちでビアフェス気分にさせてくれる#庭マグをご紹介します。

ビアフェスから生まれたマグ

今回ご紹介するのは、福岡県朝倉郡東峰村にある、小石原焼の森喜窯によるもの。

小石原焼は約350年の歴史があり、東峰村は標高500mの高原に位置し、「天空の窯郷」とも称されるやきものの里です。柳宗悦や陶芸家のバーナード・リーチらが起こした民芸運動の中で、「用の美」として紹介したことから、 日本全国に知られるようになりました。現在、村には約50窯あり、この地で採れる陶土や材料を使い、豊かな自然の中で、作られています。

現在、窯を守るのは2代目窯元・森山健治さん。北九州出身で18歳の時、小石原焼窯元に弟子入りし、小石原焼の伝統を守りながら、飛び鉋(かんな)や刷毛目など小石原焼の特徴的な文様に加え、チェックやドット柄などを加え、日常生活になじむカジュアルであたたかみのあるうつわを作陶しています。

このマグは、「福岡オクトーバーフェスト2018」に、硝子で飲むだけでなく、クリーミーに泡立つ陶器でビールを飲んでもらいたい、という思いから、次世代を担う小石原焼・高取焼の若手作家を中心とした10窯元が集まり「小石原マルシェ」として出店し、それぞれの個性を活かしたビール用のマグやカップを販売したことがきっかけです。500mlは優に入るとても大きなビアマグ、それぞれに好みのひとつを手にし、わいわいとビールを楽しんでいる陽気な姿が目に浮かぶようです。

ひとつひとつ自由に描かれたユニークな線彫りの絵柄は、そのままテラスに並べて飾ってみると、見ているだけでも楽しい気分にしてくれます。

夏空の下で味わうビールは格別、庭のテラスでビアフェス気分を楽しみましょう。

自由に描かれた線描きの絵柄、楽しい気分にしてくれる。

伝統的な飛び鉋の技法も、幾何柄と組み合わせると軽快な模様に。

内側をブルーにすることで、ビールを爽やかに。

左:樽型ビアマグ 9,000円 / 右:縦長ビアマグ 8,000円 森喜窯(もりきがま)

写真 / 田口 昭充  文 / 松坂 香里

Profile

松坂 香里 | Kaori Matsuzaka
Creative Director

Made in Japanセレクトショップの先駆けである『THE COVER NIPPON』をディレクション。デザイナー・バイヤーの両視点を活かし、産地のブランディングや商品開発、店舗や展示会のコーディネート・PRなど幅広い領域で活動。日本のモノづくりを未来に繋げるために、つくり手とつかい手を繋いでいる。

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