庭コラム

#庭マグ

季節を楽しむ、自然とつながるひとときを。
庭と器と私の時間

父の日に 晩酌の相棒マグ
Vol.11

update

もうすぐ父の日。今回の庭マグは、日頃の感謝の気持ちを伝える父の日ギフト、今年は何にしようかな?とまだ迷っている方におすすめの、お父さんに庭先で使ってもらいたい#庭マグをご紹介します。

美味しさを引き出す錫(すず)

今回ご紹介するのは、冷たい飲み物が手放せないこれからの季節にお勧めの、ものづくりの町大阪の東住吉区で、錫製品を作り続けてきた大阪錫器株式会社のビアマグです。

錫器が日本に伝わったのは今から約1300年前といわれ、正倉院宝物に錫製薬壷・水瓶などが保存されています。当時は金・銀に並ぶ貴重品であったため、特権階級の人々のみ使用されていましたが、江戸時代に入ると一般にも普及し、江戸中期には、流通が盛んな大阪で生産されるようになりました。
江戸後期に創業した「大阪錫器」。時代と共にその技術や技法は洗練され、茶器・酒器など伝統的な錫製品を手がける一方で、現代のライフスタイルに沿う製品も幅広く展開しています。

錫は熱伝導が大変良く、氷と一緒に飲物入れると、一瞬でよく冷えて温度を長時間キープしてくれ、キリリと冷えた状態でいただくことができます。

もうひとつの錫の特徴は、錫イオンの効果。水に含まれる不純物やアルコールを醸造する時にできる油の成分を溶かしてくれ、お酒がまろやかなで芳醇な味わいにしてくれます。

また、内側には細かい槌目が施されていて、この側面にビールが当たることで細やかな泡を生み出し、まろやかで贅沢な味わいが実現します。まさにこれからの季節にぴったりなマグです。

庭のテラスで爽やかな風を感じながら、お酒を美味しくしてくれるマグで、至福のリラックスタイムをお過ごしください。

キンキンに冷えた飲物が嬉しい季節。

マグの周りに水滴がにじむほどしっかり冷えます。

内側の凹凸がビールの泡をキメ細かくしてくれます。

クレール ジョッキベルグ 大 15,000円 / 小 12,000円(税抜)大阪錫器株式会社

写真 / 田口 昭充  文 / 松坂 香里

Profile

松坂 香里 | Kaori Matsuzaka
Creative Director

Made in Japanセレクトショップの先駆けである『THE COVER NIPPON』をディレクション。デザイナー・バイヤーの両視点を活かし、産地のブランディングや商品開発、店舗や展示会のコーディネート・PRなど幅広い領域で活動。日本のモノづくりを未来に繋げるために、つくり手とつかい手を繋いでいる。

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