庭コラム

#庭マグ

季節を楽しむ、自然とつながるひとときを。庭と器と私の時間

幻想的なブルー
Vol.29

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暦の春には程遠く、まだまだ雪の降る日もある2月。室内は暖かく乾燥しているので、寒い季節にも関わらず冷たい飲み物をいただく機会も多いもの。そこで、そんな気分におすすめの#庭マグをご紹介します。

有田焼創業400年に生まれたマグ

冬の空気を纏うような、クールな印象のマグは、佐賀県の有田焼、金照堂によるもの。
このマグが有田焼と聞いて、通常思い浮かぶものと異なる質感に、驚く方も多いのではないでしょうか。

「麟 Lin」シリーズは、2016年の有田焼創業400年を迎えるのを機に、日本らしくインパクトがあり、海外でも人気となるような新しいうつわを生み出したいという思いから、すでに海外で好評の南部鉄瓶にヒントを得て、窯元と職人により何度も試行錯誤を繰り返し、一見すると磁器と思えないメタリックな印象のうつわが開発されました。

ブランド名になっている「麟 Lin」は、高いデザイン力と技で金照堂の基礎を築いた、現社長の曾祖父である赤絵職人、金子麟蔵氏へのオマージュを込めて名付けられたそうです。

もうひとつの特徴は、スタイリッシュな印象のカラーリング。見る角度によって色が変化してみえるマグは、つい手に取り、きらきらと光にかざしてみたくなります。クールなカラーリングに加えて、薄手の磁器のマグは、口元にやさしく冷たさを伝えてくれ、さらに美味しさを感じさせてくれます。

うつわをさらに冷たくさせたい時は、今の季節、冷蔵庫がわりにマグをテラスに一瞬置いておくのもおすすめです。窓を開けテラスに出て、冬の空気に一呼吸。こもりがちな日常を、少しリフレッシュしてくれることでしょう。

内側もメタリックな印象に仕上げたこだわりよう。

見る角度でシルバーやターコイズに変化する不思議なマグ。

モダンなブランド名のLinのサインがポイント。

麟 Linマグカップ 各4,000円(税抜) 金照堂

写真 / 田口 昭充  文 / 松坂 香里

Profile

松坂 香里 | Kaori Matsuzaka
Creative Director

Made in Japanセレクトショップの先駆けである『THE COVER NIPPON』をディレクション。デザイナー・バイヤーの両視点を活かし、産地のブランディングや商品開発、店舗や展示会のコーディネート・PRなど幅広い領域で活動。日本のモノづくりを未来に繋げるために、つくり手とつかい手を繋いでいる。

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