庭コラム

#庭マグ

季節を楽しむ、自然とつながるひとときを。
庭と器と私の時間

秋色を楽しむ
Vol.23

update

庭の樹々も秋色になり、落ち葉が舞う季節となりました。この頃は、秋の陽を惜しむかのように、日向を求めて庭に出て過ごします。今回は、アウトドア用に作られた漆器の#庭マグをご紹介します。

アウトドア用につくられた漆器 「NODATE」

今回ご紹介する「NODATE mug」、このマグは、福島県会津若松市の関美工堂によるもの。三代目代表の関昌邦さんは、歴史ある会津塗を日常でより気軽に使ってもらいたいと、アウトドア漆器「NODATE」シリーズを作りました。

シリーズの名前にもなっている「野点(のだて)」は、野外でお茶を楽しむことや茶会を指します。秀吉の九州遠征に同行した千利休が野外でお茶を点てたことからと言われています。古来より日本人は、こうして野外や庭でお茶を楽しんできました。

このマグは、職人が一つひとつ、ろくろ挽きで木を削り出し、木目の個性を残す拭き漆で仕上げています。
漆は高級品のイメージがありますが、非常に軽く丈夫で、抗菌性、保温性にとても優れているため、アウトドア用のマグカップとして最適です。

また、マグの取っ手を革紐に替え、木の枝やフックにぶら下げたり、登山バッグに括り付けたりも出来ます。ぶら下げた時にマグが下を向くように、紐の穴の位置も工夫して設計されており、水切れが良くなっています。細やかな職人の技が随所に見られます。

庭の紅葉を眺め、漆器のやさしい手触りを感じながら、美味しい珈琲を楽しむ贅沢なひとときをすごしませんか。

木の枝にかけて乾かしたり、フックにかけられる仕様に。

アウトドアに木の皿やカトラリーとセットにして。

Made in Aizu,Japan会津塗の想いが込められている

NODATE mug 各5,500円(税抜) 関美工堂(せきびこうどう)

写真 / 田口 昭充  文 / 松坂 香里

Profile

松坂 香里 | Kaori Matsuzaka
Creative Director

Made in Japanセレクトショップの先駆けである『THE COVER NIPPON』をディレクション。デザイナー・バイヤーの両視点を活かし、産地のブランディングや商品開発、店舗や展示会のコーディネート・PRなど幅広い領域で活動。日本のモノづくりを未来に繋げるために、つくり手とつかい手を繋いでいる。

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