庭コラム
暮らしのすぐそこにある身近な自然「庭」。映画の中の庭には、さまざまなドラマがありました。
小学6年生の「僕」は、死の瞬間を見るために、友人と3人で町外れに暮らす老人・喜八(三國連太郎)を観察します。好奇心は日ごと高まるけれど、草むしり、ペンキ塗り、コスモスの種まきを手伝ううちに、観察は深い交流へと姿を変えていきます。喜八が最期を迎え、取り壊しを控えた家を訪ねた少年たちが井戸で目撃したトンボ、チョウ、ホタル。喪われるものと、決して失われないものに触れた少年たちの姿に、生きる力をもらえます。
DVD発売中 販売元:オデッサ・エンタテインメント
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